生産設備の革新


オイルシヨックが起こるまでは、増産に次ぐ増産体制にすることに躍起になっていた。
それを見直す契機となり、どのメーカーも設備投資は控えられるようになった。
トヨタでは、それまでは増産する場合には、
設備の増強を図るのが当然のごとく考えられていたが、
これ以降は増産する必要のある車種でも、ラインの流れる速度を速めたり、
作業の中断の時間を短縮するなどで稼働率を上げて対処した。