ボディの個性感


かのヒットラーの国民車構想以来、
大衆のための最良の道具として作られてきたのがVW(フォルクスワーゲン)。

上級のパサートもあるが、日本でVWと言えば、やはりゴルフが基本だろう。
このクルマを高級車として買う人は少ないだろうが、ボディのしっかりした作りは、
かのベンツに勝るとも劣らない。

エンジンや足回りの味つ廿もベンツに近い路線で、
特別高性能ではないがタフなエンジンと、
スポーティではないが徹底的に安定指向の足回りは、
小さくとも最良の道具として理想を目指したことを感じさせる。