コスト削減


鋼板を使用したボディでは、各部分ごとにプレス機でかたちをつくっていくが、
デザインしたときに異なる車種でも同じもの、
たとえばフェンダーなどを共通にすれば、
金額が張るプレス型の数を少なくすることができる。

共用する部分を多くしながら、
外観は異なる印象のデザインにすることで差別化を図るように配意するこの手法は、
多種生産しているメーカーでは今や常識的な手法である。
これをゼネラルモータースは、世界恐慌のなかで採用し、コスト削減に成功した。